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リンク集

リンク集はウェブディレクトリーみたいなものですが、ウェブディレクトリーは規模の大きなものとし、ここでは比較的小規模なものを「リンク集」として扱います。ここではリンク集の中で、以下の点を考慮して、特に有益なものを選びました。

1.リンク先がほとんどすべて優良サイトである。

2.小規模ながら、ある程度の数のリンク先がある。

3.リンク集として、ブックマークに入れてもよいと思われる程度に価値がある。

一般的なものとしては、個人の運営する趣味のウェブサイトで、同じ趣味の友人のサイトを紹介したものがあります。その他には、公的な機関が、関連機関のサイトを紹介したものがあります。ごく少数ですが、個人サイトの一部として、いろいろなサイトを扱った小規模なウェブディレクトリーみたいなものがあります。この種のものは、ウェブディレクトリーとすべきか、リンク集とすべきか迷うところです。一応、当サイトでは、リンク先が50以上ある場合に、ウェブディレクトリーと呼ぶことにします。以下に、優良なリンク集のうち、主なものを掲載します。

サイト名・リンク 内容 特徴
日本及び世界の図書館関係のリンク集 日本図書館協会のリンク集です。

リンク集に関する基礎知識

アクセスアップや検索結果の上位表示を目的に怪しいリンク集に登録してはいけません

リンク集と呼ばれるものは、アクセスアップや検索スパムを目的にしたリンク集が大半を占めるので、要注意です。そのようなリンク集は、ほとんど何の役にも立ちません。なお、アクセスアップや検索サイトでの検索結果の順位を上げるためにリンク集に登録すると、かえって逆効果になります。これは検索サイトがそのようなリンク集への登録を不正行為と見なして、非常に厳しい罰則を適用しているためです。ウェブサイトを作ったら、そのようなサイトに登録することは絶対にしない方がいいでしょう。お友達のサイト1カ所〜数カ所にお願いして、リンクを貼ってもらうと言うのが一番良いです。多くても50サイトぐらいからのリンクにしておくべきです。なお、その場合は、普通相互リンクとなりますが、相互リンクであることは、検索サイトからは明瞭にわかります。従って、相互リンクによって検索結果で有利になることはありません。あくまで検索サイトのインデックスに加えられるための最低条件の一つと考えるべきです。なお、相互リンクだけでは、検索サイトのインデックスに登録されないケースも確認しています。17のサイトとの相互リンクでGoogleに登録されていない普通の個人サイトを確認しています。内容はちゃんと普通にあるのですが、相互リンクだけではだめだと言うことの例になるかと思います。

サイトの内容を良くすることが決め手

検索サイトでの検索結果で有利な結果が表示されるためには、他のサイトから片側リンクをもらうしかありません。そのためには、サイトの内容を良くするしかありません。サイトの内容を良くするというのは、質を高めることと、量を増やすことの二点です。これしか方法はないのですから、怪しい宣伝に振り回されて、変なリンク集に登録しないように気をつけましょう。

検索結果上位表示には2〜3年かかる

経験的に言うと、サイトの内容を良くして、検索結果で比較的上位に表示されるには、普通2〜3年かかります。最初の2年間は、訪問者ゼロも珍しくありません。安定していつも上位に表示されるには、ページ数が1万ページ以上の巨大サイトになっている必要があります。だから、あまりあせらず、長年にわたり、努力を重ねる必要があります。怪しいリンク集などに手を出すと、検索サイトから永久に削除されかねないですから、気をつけましょう。

Wikipediaの記事を盗み、検索上位のサイトへのリンクを自動で掲載する怪しいサイト

最近では自動で勝手に大量のリンクを貼るサイトがあります。この様なスパムリンクのサイトに自分のサイトを登録されると、検索サイトから削除される場合があります。従って、そう言う迷惑なサイトを発見したら、検索サイトに検索スパムの疑いで報告しましょう。この様なサイトは、プログラムで自動的にリンクを貼っています。よく見かけるものでは、プログラムで自動的でWikipediaから記事を盗み出して、自己のサイトの内容として掲載し、同時にプログラムで自動的に検索サイトの検索結果から上位表示のサイトへのリンクを抜き出して掲載しています。さらに同時に広告リンクらしきものが別の部分に掲載されていたりします。ブログなどにこの様なサイトが多いのですが、内容に個性が感じられないので、人間の目で見ればわかります。こういうサイトは、すぐに検索サイトに報告しましょう。その他、外国語の記事を機械翻訳したものを掲載して、同じようなことをやっているサイトもあります。自動的に作られたサイトはすべて検索スパムのサイトと判断して間違いないです。

noscriptタグを利用したリンク集で、不正な営業妨害を行うサイト

noscriptタグに囲まれた部分は、普通の人には見えませんが、検索サイトの方では見えています。よって、それを利用して、ライバル企業のリンクをnoscriptタグで囲んで見えないようにして、広告主のサイトへのリンクを表示するように仕組んだサイトがたくさんあります。有名なところでは、何とYahoo!Japanが平気でやっています。これは、ライバル企業を不正な手段で陥れる営業妨害と言えます。被害にあっている企業は、サイト管理者を法的に訴えるべきでしょう。noscriptタグに囲まれた部分を見るには、ブラウザーのJavaScriptを無効に設定すればいいです。

ロボット型検索エンジンの生んだゆがみ

良質なリンク集は、よいサイトを見つける上で、非常に役に立ちますが、不正なリンク集が現実には非常に多いのです。結局、この様な問題は、すべてロボット型検索エンジンの生んだゆがみと言えますが、リンク集というものには、この様にいろいろ問題があるということがおわかりになれば、幸いです。

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